本・作品・人を手がかりに、大学図書館、公共図書館、新刊書店、古書店から情報を探り出して整理するための電子書斎「連想x本棚」を備えた図書検索サイトです。
江戸期から現代までの書物に記憶されている知識を、本、人、作品という3つの軸で探る情報サービスWebcat Plus。全国1000館の大学図書館や国立国会図書館の蔵書、全国の古書店在庫など延べ1500万件以上の本の情報を収集して、日本最大規模の本の情報を提供します。それらをウィキペディア等の関連情報と有機的に結びつけ、単に本の情報提供ではなく、ウェブ上に確かな知識の基点を提供する公共財としてのサービスを目指します。見つけた知識を書棚に置くと、それに関連する本や関連情報を次々と探し出す「連想×書棚」は、自分の中に芽生えた知的好奇心を深めるための思索空間です。
連想検索で漠然とした表現から本を探す
連想検索では、本を探すための適切なキーワードを考えることなく探したい事柄を漠然と表した文章から本を探すことができます。例えばニュース記事をそのまま質問文として入力すれば、その記事に関連する本がずらっと検索結果に並びます。さらに検索結果を「連想ワード」を使って絞り込むことが可能です。
また、検索結果から興味のある本を「連想×書棚」に登録することで、その書棚を基点に関連する本を検索する新たな情報探索も楽しめます。
一致検索でピンポイント検索
一般の書籍検索サイトと同様にキーワードでの検索や、出版社、出版年などの詳細条件を設定することも可能です。検索エリアの下のボタンで「本、作品、人物」のいずれかを指定して、それぞれの軸ごとに検索することができます。
「連想x書棚」で興味関心を記録する
連想検索や一致検索の結果から、あるいは本や作品、人物の詳細情報ページから、書棚にアイテムを追加して、ユーザ専用の仮想書棚を作成できます。そしてこの書棚は、連想検索によって、本を収納する単なる箱としてだけでなく、新たな本の世界につがなる装置として活用できます。
テーマグラフで世界を知る
連想ワードは、類似した意味を持つ言葉を1つのグループにまとめており、このグループを作成した根拠を「関連テーマグラフ」として見ることができます。グループを1つの世界とみたて、グループ中の言葉がそれぞれどのような関係を持っているかを垣間見ることができます。
URL:http://webcatplus.nii.ac.jp/
サービス開始:2010年06月
制作クレジット:
阿辺川 武、萱島 礼香、高野 明彦、青木 隆平((有)セカンドブレーン)、都留 吾郎(DIAGRAPH)、
(株)アイ・エム・ジェイ、(株)IMJモバイル、ユナイティア(株)、(株)プリファードインフラストラクチャー、
(株)日立製作所、日立公共システムエンジニアリング(株)、日立ビジネスソリューション(株)、(株)アットウェア
twitterアカウント:webcatplus